こんにちは!
ゆりえです^^
今回は「1日でSEOを習得する方法 応用編」のお話しをさせていただきます。
基礎編と実践編を踏まえた上で、応用として
・コロナ禍のような変革期の対処方法から実際に現場で実践できるノウハウ
・知っているのとではいないのとでは、決定的な差が生まれるような豆知識
までご紹介していきます。
リアルタイムで、SEOをどのように応用していくかわからない方向けのお話です。
今回の内容は、「1日でSEOを習得できる方法」の基礎編・実践編を見ていただいた方向けにお話を進めていきます。
もし、まだご覧いただいていない方は先に下記の記事を先にご覧ください。
(基礎編)
(実践編)
これまでも私の理想未来は話してきていますが、「Webマーケティングで1年後月収30万円稼ぐ」という未来にむけて。
SEO対策、応用編お話を進めていきますね^^
コロナ禍のような変革期のSEO
Googleの評価基準の変動はほとんどなし
・新型コロナの一連の騒動のSEOへの影響についてですが、この影響でGoogleの上位表示基準が変わったのかというと、ほとんど何も変わりませんでした。
基本的な話として「コロナウィルス」や「ワクチン」の関連ワードは、医療・健康系ワードにあたります。
そのため、公的機関や病院、大手メディアが上位表示を優遇されました。
また、健康や医療に関するような他社の健康を害する危険性のあるデリケートなワードは、デマを取り締まる観点・倫理的な観点から、いい加減な情報を流したサイトはペナルティが課される可能性がありますので注意しましょう。
Google広告では広告文に「コロナ」のワードが入っているだけで検索結果の広告掲載が停止されますので、非常にデリケートになっていることが伺えます。
Google広告と自然検索の基準は全く別物ですが、非常にデリケートなワードであることは意識しておいた方が良いでしょう。
トレンドワードに注意を払う
・トレンドワードとは、新たに生まれたキーワードや概念
・トレンドワードは、ご自身のビジネスを関係するワードの接点を探ると、アクセスを大きく伸ばすヒントになることには間違いありません。
SEOを行う上で注目すべきなのは、
・コロナウィルス
・コロナショック
・コロナ禍
など直接的なコロナ関連ワードの他に、この一連の騒動に関連した新たに注目を集めるようになったキーワード(トレンドワード)が多く派生するということです。
例えば
・テレワーク/リモートワーク/在宅ワーク
・リモート飲み会/オンライン飲み会
・リモート会議/オンライン会議
こういった新たに生まれたキーワードや概念と、ご自身のビジネスを関係するワードの接点を探ると、アクセスを大きく伸ばすヒントになることには間違いありません。
上記のキーワード例は、簡単に誰でも知り得るトレンドワードで、2020年の後半から競合がひしめくワードとなっており、競争が激化しています。
そのため、もうトレンドとは言えないワードになっていますが、もう少し踏み込んでご自身のビジネスに引き寄せたワードを見つけることができれば、間違いなく優位的にSEOが行えます。
ヒントとしては、
ご自身の業種で新たに生まれた
・概念
・新たな商品名
・サービス名
・固有名詞
などに関するワードで、過去の実績を元にキーワードが表示されるサジェストツールに引っかからないようなワードです。
狙い目のトレンドワードは、安易にパソコンの前では思いつかないようなワードである可能性があります。
ですので、ネット検索からキーワードを見つけようとするのではなく、ビジネスの現場でキーワードを拾うような作業が必要になります。
上位キーワード例は、その際のキーワードの切り口の参考にご利用ください。
そのように見つけるようなキーワードの拾い方は、ある程度決めうちのような事にもなってしまうのですが、その感覚が掴めると非常にSEOが有意に行えます。
また、今後様々なオフラインのビジネスがオンラインに移行してくることが予想されます。
生活環境の変化という点も見逃せません。
そのような、「業種の変更」や「生活様式の変化」に伴ってすでに続々と新たなキーワードが生まれ、そのような状況が一定継続して続くことになります。
つまり、変革期のSEOでは、そういった「トレンドワード」をいかに見つけるかという技術が成否を大きく左右することになります。
是非現場のお客様の声に耳を傾け、それをキーワードしていくという作業にトライしてみてください。
オンライン全国対応!に注意
オンライン全国対応には2つの問題点があります。
・競争の激化
・その地名でのSEOの競争で、専門性が低下することから全国対応していない業者に比べて弱くなり、上位表示しにくくなる可能性があります。
主に、サービス業のサイトで、コロナショック後に、ZOOM等を駆使したオンラインサービスを開始し、それによって地域性を重視してきたターゲット層を全国に広げるケースが目につきます。
この戦略は、トレンドを取り入れた良い戦略ではありますが、「全国から受注できる可能性が開かれた」というメリットの反面、大きなデメリットが2つあります。
1つ目は競争の激化です。
どこもかしこも「オンライン全国対応」としたことで、全国の同業者がこぞった同じキーワードに参入したことにより競争が激化しました。
例えば、「東京」というワードは非常に激戦ワードなのですが、「全国対応」には当然東京も含まれば、大阪も福岡も名古屋も含まれます。
つまり、「全国」というワードは全国のあらゆる県名、都市名、市町村名、駅名等が含まれる語句なわけです。
なので、どれくらい激戦かはいうまでもないでしょう。
2つ目は、その地名でびSEO競争で、専門性が低下することから全国対応にしていない業者に比べて弱くなり、上位表示しにくくなる可能性があります。
地域性を重視してある地名での上位表示を狙ってきたサイトの場合、そのサイトを全国対応にするというのはそういったリスクを伴うということです。
デメリットとしては、主に以上の2つが挙げられます。
競争の激化については、全国展開するに際して
・全国からアクセスを集めるだけのページ数やコンテンツ量と質がある
・競合があまりいないにも関わらずニーズがあるようなブルーオーシャンなキーワードを知っている
・そういったキーワードからの戦略がある
このような場合には、オンライン全国対応をうたって、どんどん攻めるといいでしょう。
逆にいうと、それらの勝算がなくオンライン全国対応を検討している場合
ただ安易に「全国から受注できる」という考えだけで全国展開を進めるのは集客力がどんどん低下する可能性が高いので、見直すことをおすすめします。
また、地名での専門性が低下する件についてですが、これは非常に甚大なダメージになる可能性があります。
そもそも、特定の地名を含めた検索というのは、その地で今まさにサービスを受けようとしている人が検索するワードで、成約率が非常に高いワードです。
つまり、地名を含めたワードで順位が低下すると、売上減少に直結することになります。
なので、安易に「オンライン全国対応」をうたうべきではありません。
これらの問題を解決するには
①勝算がある場合以外は「全国対応」をやめる
②全国対応はやめて、それまで通り、地域特化の色を強くだし、そこに「オンライン対応も可能」という付加価値をつける
③「全国対応」のコンテンツと地名のコンテンツをきっぱり分ける方法
このようなコンテンツを作ることです。
②の解決方法については、多くの同業者が「全国対応」を謳っているのような地名での戦いで、よりその地名に特化した地域性のあるサイトとして、競合よりも上位を狙える可能性が出てきます。
つまり、どこでも「全国対応」と謳っているこの時代、地域性の濃いワードが手薄になっている可能性があるということです。
競合が全国に目を向けている隙に、地名で上位表示が狙えるというわけです。
それから③の解決方法は、地名のセクションと全国対応のセクションを完全に別個のコンテンツとすることで、どちらも一定の専門性を保つことができると考えられます。
間違っても同一ページで地名と「全国対応」をうたわないようにしましょう。
これは2つの別個のサービスを1つのページで求めているようなものだと思ってください。
2つの別個のサービスは、2つのページを用意して、各ページで訴求しましょう。
全国対応以外のワードでも、トレンドを狙おうとするあまり、それまでのサイトの方向性を見失って激しい競争の中に迷い込まないように注意してくださいね。
情報の鮮度が落ちないように気を付ける
・社会状況の変化により、情報が古くなっている記事については、内容を修正し、社会状況に合わせる必要があります。
これは、以前からGoogleの特徴的な性質でもあるのですが、記事内容の鮮度が低くなるにつれ、鮮度が高いサイトに順位を抜かされる傾向があります。
つまり、過去に書いた記事を一度見直し、内容を社会状況に合わせた内容にブラッシュアップする必要があります。
Googleが内容が古くなっている、社会状況に合わなくなっている、というところまで内容を把握できているのか?
という疑問をお持ちの方もおられますが、未熟な部分があるとはいえ、傾向としては記事内容まで把握するような傾向にあります。
Googleはアルゴリズムのアップデートを繰り返すことで、今後さらにそういった細部までコンテンツを見極めるような傾向を強めることも予測されます。
その辺りも意識してサイトを運営していくことをおすすめします。
短期と長期のキーワードの使い分け
・キーワードは、SEOでは原則的に長期施策として行い、例外的に(短期トレンドを見つけることができれば)短期施策として機能させることが必要。
「新たに生まれたキーワードを狙う」というのがアフターコロナ、withコロナ時代の基本戦略です。
しかし、SEOは短期的なWeb施策ではないため基本的には長期的な線ん略として考えてください。
また、今後新たに生まれるトレンドキーワードには2種類が考えられます。
・新たに生まれる長期キーワード
・新たに生まれてアクセスを集められるものの、すぐに廃レル短期ワード」
の2種類です。
そのワードがどちらのワードなのかはやってみないとわからない部分もありますが、ともかく長期と短期の違いがあり、できれば長期的なワードを見つけるということを意識しましょう。
キーワードをよく知る必要がある
・SEOを通じて、世の中のニーズの変化にこちらから働きけるために、キーワードについての深い理解が必要です。
つまり、SEOでwithコロナ時代に対応するためには、キーワードへの理解と、それを利用したコンテンツ作成が速やかに行えるかどうかが重要なのです。
ですので、基礎編で勉強した「キーワード選定について」を再度お読みになり、キーワード選定する技術を身につけてください。
この先どんな社会状況になってもキーワード選定がうまくできるかどうかによって、SEOしさくのせいひが大きく左右されると思われます。
うまくキーワード選定が行えて、コンテンツを世に送り込めれば、既存の競合との上位表示争いでも一気に優位に立てる可能性があります。
SEOによってこの社会の変革期をチャンスに変えるポイントがあるとすれば、それは間違いなくキーワード選定のスキルでしょう。
キーワード選定にSNS利用が不可欠になる
・鮮度の高いキーワードをピックアップするには、ネット上ではSNSでアンテナを張り巡らすことが有効です。
基礎編でご紹介したキーワード選定のツールだけだは、キーワードを見つけることができない可能性があります。
なぜかというと、それらのツールは、過去のデータの蓄積じゃら検索ニーズのあるワードを教えてくれるものになるためです。
直近1ヶ月か、1週間、場合によってはここ数日のうちに生まれたキーワードはデータとして出てこないからです。
そのよな鮮度のキーワードをピックアップするには、SNSが有効です。
特にリアルタイムのトレンドがはっきり単語で表されるTwitterは必要不可欠かと思われます。
トップページの順位の上げ方
お困りごと別ご案内を導入
・これはトップページにファーストビュー、もしくは1スクロールで見られる位置に「お困りごと別ご案内」を導入することです。
「お困りごと別ご案内」という名称がかっこ悪いと思われるようでしたら
・何にお困りですか?
・どのような情報をお駄菓子ですか?
という問いかけ調の見出しにしても良いでしょう。
こうして、主要なサービスや商品ページにリンクを貼り、サイトの主要なページへのナビゲーションをしましょう。
めーじとしては、ビルのエントランスにある階数表示(何階にどんなテナントが入っているかを表す表示)のようなイメージです。
このような表示を設けることによって、目的のページに最短でたどり着いてもらえるようにします。
こうすることで、検索順位が2〜5位上昇する印象です。
これはGoogleの「Q &A」の考え方に基づいた施策です。
これで順位が上がるのはおそらく、ユーザーフレンドリーを意識したサイトだということが、「お困りごと別ご案内」を導入することで、Googleによう伝わるためだと思います。
この施策はサービス業のサイトでは非常に導入しやすいのではないかと思われます。
ECサイトに導入する場合は商品が解決するお困りごとを挙げることで導入が可能です。導入に向いている業種とそうではない業種があるかと思いますが、お客様のお困りごとがはっきりしている業種では効果てき面ですので、ぜひ導入してください。
サイトの更新頻度を掲載
・トップページにサイト更新履歴があると順位が維持され、更新履歴がないページに比べると相対的にサイトの評価が上がって、順位が上表する傾向にあります。
・ポイントはただ更新履歴を載せるだけではなく、サイトのどこかを更新した際に、その部分に追記して、サイトが更新されたことをアナウンスするということ。
つまり、ただ更新履歴があれば良いわけではなく、サイトで発信している情報を常に新しく保つことが趣旨です。
その際に更新状況をトップページに掲載することに意味があり、Googleはそれを見ているという感じです。
ですから、サイトそのものをアップデートし、それをトップページで告知するような意識でサイトを運営してみてください。
更新の頻度は
月に一度、できれば2、3度
更新するとトップページはじめサイト全体の検索順位が維持、もしくは上昇する可能性があるでしょう。
キーワードを掘り下げて競合の上をいく記事の作成方法
・ニーズを掘り下げて記事を書きましょう。(より一層ターゲット層に刺さる記事になる)
・ニーズを掘り下げるためには、「なぜ?」を2回繰り返しましょう。
キーワード選定やリサーチを行なってぶつかる壁の一つに、
(壁)
すでに競合相手が同じキーワードを狙って記事を書いていて、それら競合の記事とどのようにバッティングさせずに順位を上回れば良いのか
という問題があります。
この壁を乗り越えるためには
(解決法)
競合への対抗意識はそこそこにして、とにかくキーワードの向こう側にいる読者と向き合い、そこに隠れたニーズを掘り下げることによって、深く刺さる記事を書きます。
あるキーワードから記事を書く際にニーズをお掘り下げて書くとなると、そのキーワードからすぐに想像できるレベルの表層ニーズを満たすような記事しか書けず、そのレベルを他の記事とバッティングすることになりがちです。
それを回避するには、ニーズを一層掘り下げて記事を書きましょう。
例えば、「Webデザイン 独学 期間」といキーワードで考えてみましょう。
表層ニーズとしては
・Webデザインの独学にかかる学習期間
・Webサイトが自分で作れるようになるまでの期間
ということになるでしょう。
これは誰でも思いつくレベルのニーズです。
では、これを掘り下げるとどうなるでしょうか?
ニーズを掘り下げるためには「なぜ?」を2回繰り返します。
例えば、先ほどの「Webデザイン 独学 期間」と検索した場合
(1回目のなぜ)なぜ検索したか?
答え Webデザインの独学にかかる学習期間が知りたかったから
(2回目のなぜ)なぜWebデザインの独学にかかる学習期間を知りたいのか?
答え 金銭的理由、就職、急いでいるなどが考えられる
2回目のなぜでは、このような要素が出てきました。
これだけでも、表層ニーズを追いかけて書かれる記事にはない要素が付加された記事を書くことができます。
つまり、この一層深いところのニーズを満たした記事は、金銭的な理由で早く就職したい人を対象に必要な情報が網羅された記事になるわけです。
そのような記事が書けると、より一層ターゲット層に刺さる記事になり、他サイトと差別化された独自性のある記事になります。
このような記事は、Googleからも評価が高いため、上位表示が望めます。
他サイトに差をつけるタイトルの付け方
・前章で解説した「キーワードを掘り下げ」により、記事内容そのものを他サイトとは異なる独自性のあるものにする必要がある
ページタイトル(titileタグ)をつける際の、競合相手との差別化ができない、しにくいという壁にぶつかることがよくあります。
特にタイトルは文字数に制限があるため、すぐに息詰まってしまいがちです。
ここではそんな場合の差別化方法と、差別化することによってクリック率を上げる技術について解説します。
この技術は前提として、先ほどご説明した「キーワードの掘り下げ」により、記事内容そのものを他サイトと異なる独自性のあるものにする必要があります。
ページタイトルというのは、そもそも記事内容と一致していないとSEO効果はまず望めません。
なので、ページタイトルを他の競合ページと差別化し、独自性を持たせるためには、前提として記事内容まで同様に独自性がなければならないということになります。
その前提に立って、先ほどの例「Webデザイン 独学 期間」というキーワードで解説します。
(ニーズを掘り下げなかった場合)
この場合は、ニーズには「Webデザインの独学にかかる学習期間が知りたい」というありきたりなものを想定して記事が書かれるため、タイトルとしては
「Webデザインの独学にかかる学習期間を現役デザイナーが徹底解説!」
というように、せいぜい「現役デザイナー」や「徹底解説」の部分で強調したり、信憑性を持たせたりしてクリックさせるタイトルにせざるを得なくなります。
このようなタイトルでは、割と簡単に思いつくため、検索結果で埋もれてしまってクリック率が伸び悩むことになります。
(ニーズを掘り下げた場合)
ニーズを深掘りして「金銭的理由で就職を急いでいる」等の要素を加味し、だから独学期間を知りたいのだと深掘りした場合には、次のようにタイトルにそのほかの要素を加えてつけることができます。
「Webデザインを独学で習得し、最短で就職するまでの期間を徹底解説!」
こうすることで就職のために独学しようとしている人や、習得を急いでいる人に対して強く訴求できるタイトルとなり、クリックされる可能性が増すわけです。
タイトル設定がうまくいかず、どうしても競合の記事と被ってしまって差別化ができない場合は、そもそも想定した検索ニーズが問題があり、記事内容自体が差別化できないということが考えられます。
その場合は、そこから記事を構成し、書き直す必要も出てくるでしょう。
そうすることでクリック率が上がって、検索順位が上昇します。
ページのタイトルは、検索結果からアクセスを呼び込む最終手段として非常に重要な要素ですので、ぜひ前章で解説した「キーワードを掘り下げる技術」をマスターして、記事内容を含め唯一無二の記事作成をしてみてください。
他サイトに差をつけるコンテンツのブラッシュアップ方法
・Googleは「わかりやすさ」を評価基準としているため、視覚的にわかりやすいコンテンツに努め、図解を含めましょう。
これは非常に強力なコンテンツのブラッシュアップ方法なのですが、実践編のコンテンツ作成の項でも少し触れましたが、SEOコンテンツに図解を含めることです。
最近のGoogleアルゴリズムの大きな特徴の一つに、そのページがどれだけ他ページよりわかりやすいかを評価基準としているという点があります。
そして、ここ数年、SEOを行う側(コンテンツ作成側)では争うようにコンテンツを充実させ、わかりやすくしようと努めています。
文章のみではわかりやすさには限界があり、競争が激化すればするほど、上位表示されている記事の差がなくなってきているという事実があります。
そこで、これらの記事内容をいかに視覚的にわかりやすく解説するか、という視点がそれら上位表示の競争での勝敗を分けるポイントになってきているのです。
図解でわかりやすくというコンテンツの作成方法ポイントは「実践編」でも書きました。
なので、ここでお伝えしたいのは、すでにある程度充実したコンテンツになっていることを前提にした応用的なものです。
まずは、コンテンツ本文を可能な限り充実させてあげることが前提となります。
そのようなコンテンツであることを前提に
本文の導入部分に、そのページが一目でわかるような図表を入れましょう。
それを眺めるだけでほとんどそのページの内容のアウトラインが掴めるようにします。
急いでいる人であれば、その図解だけで事足りてしまうようなものが理想です。
わかりやすさの基準としては、その記事の論点についての図解画像として、競合他社に盗撮されたり、SNSで拡散されるほどのものが理想です。
そういった画像が作れると、競合他社との争いあいに非常に強いページになります。
図解画像があるのとないのでは、ページの価値が全く違ってくるような図表を使うと、検索順位が格段に変化することもあります。
もちろん図解が向くページと、図解が向かないページがあります。
後者では使えませんが、図解に向いている記事内容のコンテンツでは絶大な効果を発揮します。
例えば
・「〜の方法」というタイトルの記事だと
その方法のフローチャートを作り込んで導入部分に入れる
・「〜の作り方」というタイトルの記事だと
その作り方を1枚の画像にまとめてリンクを貼る
といったことが可能でしょう。
一枚の画像にまとめると、画像が大きくなりすぎて表示しきれない場合は、小さめの画像を表示しておいて、リンクで拡大版のPDFを表示したりといった方法の見せ方でもOKです。
ぜひ、ご自分のサイトコンテンツを今一度見直し、「このページは図解で視覚的に訴えた方がわかりやすいのではないか」を考え、そう思ったページでは妥協なしでわかりやすい図表を貼り、ブラッシュアップしてみてください。
ちなみに、この応用テクニックは注意点があります。
それは、図解に向かないもの、図表が必要ないものまで図解してしまわないということです。
つまり、その図表が単なるSEOのために挿入されたもので、特にユーザーの内容理解を深めないようなものは入れるべきではないということになります。
これをやってしまうと、逆に順位を下げることになりかねませんので、その点だけ注意をしてください。
Googleのための図解ではなく、あくまでもユーザー視点で必要なものだけ挿入するようにしましょう。
Googleアップデート被弾後の回復方法
とにかくE-E-A-Tを強化する
・とにかくE-E-A-Tを強化する
Googleのアルゴリズムのコアアップデート後、順位が急降下するなどの悪影響があった場合の対処法は、様々な要因によって順位変動が起こっているので、一概にこうすれば良いということは基本的には言えません。
アドバイスできるとすれば、「とにかくE-E-A-Tを強化する」ことです。
まず、最近の基本的なコアアップデートの方向性として、E-E-A-Tの厳格化の傾向が如実です。
コアアップデートを被弾して順位が下落するのは、結構な割合で匿名で運営されているアフェリエイト目的のサイト(ブログ)だということが言えます。
つまり、そのサイトに掲載されている情報が、個人名や法人名をはっきりさせて発信しているサイトに比べて信憑性が低いという判断された場合、順位が下落する傾向にあるということです。
サイトにしっかりそのサイトで発信している情報の責任の所在を明記している場合、基本的にアップデート後の煽りを受けることは少ない印象です。(全く安全とは言えません)
つまり、もしコアアップデートを被弾して順位が下がってしまったら
サイトを根本的に見直し、可能な限り情報の信憑性をあげる必要があります。
例えば、サイトで扱う情報に関する国家資格を取得して、それをしっかりGoogleおよびサイトの訪問者に伝わるように記載するなどです。
その際、できれば実名を公表するのが好ましいですが、副業で行われているなどで公表できない場合にはハンドルネームでも構いまんせん。
とにかく誰もが見ても疑いの余地がないように必要な情報を掲載し、その情報の信憑性の拠り所にします。
(競合相手が実名でビジネスを行っているような方々の場合には、そのジャンルからの撤退も視野に入れるべきでしょう。)
キーワードごとの検索ニーズの認識がズレていないか確認する
・Googleのコアアップデートにより、キーワードごとの検索ニーズの認識の違いがコアアップデートによって変更になっていることがある
・その場合は、ページ内容をGoogleの検索ニーズ認識に合わせてページ内容を改善する必要がある
Googleは、キーワードごとに、そのキーワードで「検索したひとが何を知りたくて検索しているのか」という検索ニーズを各キーワードごとに認識しています。
Google検索ニーズの違いの例
Googleで「掃除」と「清掃」とそれぞれ検索してみると
・「掃除」の検索結果上位には、主に家庭で掃除する方法や道具などのページ
・「清掃」では、清掃業の求人や、清掃局のページ
が表示されます。
「掃除」と「清掃」では、Googleの検索ニーズの認識に違いがあるということがわかります。
このキーワードごとの検索ニーズの認識の違いが、コアアップデートによって変更になっていることがあります。
例えば、この「掃除」と「清掃」の違いについて、清掃の認識が若干掃除に引っ張られたり、その逆があったりという感じです。
そのような違いがあると、E-E-A-Tを表現して信憑性のある専門性をアピールできたとしても、ページ内容がGoogleの検索ニーズとずれてしまうことになり、順位が下がるということになります。
これは匿名ブログなどではなく、E-E-A-Tを表現できている事業者や法人のサイトでも起きる順位下落です。
ご自身のページの下落がそのタイプかどうかは、実際に検索してみて、上位10位のページがどのような内容になっているかを確認し、検索ニーズの認識を調べることでわかります。
つまり、このような場合にはページ内容をGoogleの検索ニーズ認識に合わせてページ内容を改善する必要があるということになります。
特に、E-E-A-Tが表現できている場合には、そのタイプかどうかを疑ってみるということをお勧めします。
古いSEOをやめよう
・コアアップデートで順位が下がりやすいサイトの傾向の一つに、古いSEO対策を行っている、ということも挙げられる
5年、10年とサイト運営されてきた方に多い印象です。
サイトの内部対策が、一昔前のSEO認識によって施されたままになっているようなサイトも順位下落が見られますので、一度確認してみてくだい。
情報収集で傾向を掴む
・そのほか、コアアップデートごとに異なる順位下落の原因についてはTwitterでのタイムリーな情報収集が欠かせない
・ユーザーファーストでどうすれば良いのかを考え、中長期的な視点で信用の回復を図る、というのが必要な施策の方向性
まず、順位下落した際にはその場で場当たり的な施策で順位を戻そうとするのではなく、Twitter等で状況を把握するというのも手段です。
すぐに対処しようがどうしようが、いずれにしても順位が戻るまでには相当な期間を要します。
そのため、どっしりと構えて対処する必要があります。
一喜一憂せず、発信している情報をユーザーおよびGoogleに信じてもらうためにはどうしたら良いかを考え、対策を練りましょう。
特に重要なのは、Googleに信じてもらうのではなく、ユーザーに信じてもらうことです。
ユーザーが安心して、そのページを読み、内容を受け取ってもらえるようにすることです。
アップデート被弾後は、Googleに対しての対策ということばかりを考えて、小手先でなんとかしようとしてしまいがちですが、それが功を奏することはほとんどありません。
むしろ、逆効果になって取り返しがつかないこともあります。
ですから、ユーザーファーストでどうすれば良いのかを考え、中長期的な視点で信用の回復を図る、というのが必要な施策の方向性になります。
基本的にコアアップデートでの順位下落は、回復する場合でも次のコアアップデート時に回復することになるため、次回のコアアップデートを待たなければならないということになります。
国家資格保有者のSEO
・ご自身が書かれた記事や監修した記事について、1記事につき最低1つはご自身の執筆であることや監修であることを明示しましょう
・できれば文章の冒頭に顔写真付きで資格名と名前を明記し、さらにキャリアや経験など特筆すべき点を簡単に添えましょう(文末でも良いが、できれば冒頭)
これは、豆知識として、国家資格保有者がご自身のサイトの信憑性をあげるために取るべきSEO対策です。
こうすることで、本文を最後まで安心して読んでくれる確率が上がり、離脱率が下がります。
また、これは国家資格保有者に限ったことではなく
・会社の部署
・役職
・肩書き
なんでも構いませんので、信憑性が増すものであれば記載しておくことでSEO効果があります。
ご自身が読者としてそのページを訪れた際に、その記載があるのとないのでは情報の信用度が上がるかどうかが基準です。
(信用度が上がらないものや、胡散臭くなる場合はむしろやめた方が良い場合もあります)
特に国家資格保有者の方は、ご自身の個人サイト内のページだから、いちいち明記しなくても良いだろうという判断から、ご自分の執筆であるのに何も記載しないケースがよく見受けられます。
これは非常に勿体無いので、必ず1ページにつき1度、できれば冒頭に明記するようにしましょう。
これを行うだけでもアクセスが増えることが多々あります。
コアウェブバイタル(Core Web Vitals)対策まとめ
コアウェブバイタルとはなんなのか
・コアウェブバイタルは、2021年に導入された指標で、「サイトの安全性」のこと
・専門的な言葉を使えばUX(ユーザーエクスペリエンス)の高さ、サイトの使い勝手の良さを表す指標
2021年以前にもウェブバイタルというものは存在してましたが、コアウェブバイタルはウェブバイタルの中でも中核をなす重要な指標であるということで新たに加えられた概念ということです。
ウェブバイタルの3つの指標(LCP、FID、CLS)を確認しましょう。
Largest Contentful Paintはユーザーがページで最も有意義なコンテンツをどのくらい早くみることができるかを表します。
感覚的な読み込みスピードを測定し、ページ読み込みタイムラインにおいてページの主要コンテンツが読み込まれたと思われるタイミングを指します。
First Input Delayは、最初の入力までの遅延を表します。
応答性を測定して、ユーザーが最初にページを操作しようとする場合に感じるエクスペリエンスを定量化します。
Cumulative Layout Shiftは、ページからどのくらい安定しているように感じられるかを表します。
視覚的な安定性を測定し、表示されつページコンテンツにおける予測しないレイアウトのずれの量を定量化します。
つまり
・読み込みの速度の速さ
・読み込み時のユーザーのストレスのなさ
・視覚的な安定性(レアウトの崩れなどのなさ)
この3つがウェブバイタルの中でも特に重要だということになります。
要約すると、SEO上で、とにかくユーザーがサイトの操作についてのストレスを感じないサイトにする必要性が出てきたということになります。
コアウェブバイタルを測定する方法
・サイト全体の状態をサーチコンソールで計測
・各ページの問題点をPageSpeed Insightsで計測
PageSpeed Insightsでスコアを確認する、という方法は確認しましたが、ここでは少し掘り下げてコアウェブバイタルを計測する方法をご紹介します。
①まず、PageSpeed Insightsでスコアを確認する前にサーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」で具体的にどれくらいのページ数に、どれくらい問題があるのかを確認します。
「ウェブに関する主な指標」では以下のように「モバイル」と「PC」の二段表示されますが、「モバイル」の方を見ます。
このように、「不良URL」「改良が必要なURL」が改善が必要なページの数になります。
できれば全てのページを「良好URL」にしたいところですが、まずは「不良URL」をなくすのが最優先ということになります。
さらに詳しくみる場合は、「モバイル」のボックス内、右上の「レポートを開く」をクリックします。
すると、以上のように「詳細」というボックスが出てきて、「不良」と「改善が必要」の内容が表示されます。
この画像では、「不良」がCLS(視覚的な安定性)、「改善が必要」がLPS(読み込み速度)とCLS(視覚的な安全性)にそれぞれ問題があるということになります。
このサイトの場合は、CLS(視覚的な安定性)に大きな問題があり、LPS(読み込み速度)も少し問題があるということになります。
②サーチコンソールで確認できたら、次にPageSpeed Insightsでスコアを確認します。
こちらではページごとにさらに詳しく問題が確認できます。
スコアの下に、Origin Summary、ラボデータというスコアの根源となる詳細のデータが表示されます。
これを見ますと、やはり、サーチコンソールで見た時と同様「LCP」と「CLS」に問題があるということがわかります。
ただし、こちらはページの問題点で、サーチコンソールのデータはサイト全体のデータであったという点に注意してください。
以上のように
・サイト全体の状態をサーチコンソールで
・各ページの問題点をPageSpeed Insightsで
確認できます。
具体的な改善策
次に、具体的な改善ポイントを列挙します。
画像の計量化で読み込み速度を上げる
・画像を軽量化するというのが、一番簡単な方法な読み込み速度の改善方法です。
・画像軽量化おすすめ参考サイト https://tinypng.com/
競合もやっている可能性が高いため、やらなけらばいけない対策ということもできるでしょう。
とにかく画像を軽量化して、読み込み時にサクッと読み込めるようにします。
従来のgifやjpg、pngでもOKですが、
新しく開発されたWebp(ウェッピー)というファイル形式をGoogleが推奨していて、これを使用することで従来のファイル形式よりもだいぶ軽量化できます。
ただし、問題点があって、古いブラウザではWebpをも読み込めないため、表示されなくなる可能性があります。
(Webpへの画像変換はこちらのサイト等で可能です。)
ただし、そのうちWebpが普及することになると思われます。
そのほか、既存のファイル形式のまま軽量化する簡単な方法をご紹介します。
やり方は簡単で、以下のサイトを使用して、サイトの使用中の画像を軽量化して、あアップロードしなおします。
たったこれだけです。
これが最も簡単なスピードアップ方法と言えると思います。
ソースで画像の表示サイズを指定する
・画像の表示サイズの指定がない場合、レイアウトにずれが生じてCLSの評価が下がります。
特に、モバイルでの表示には気をつけましょう。
Word Pressの軽量化
Word Pressでサイトを構築されている場合には、それぞれ以下のようなプラグインを追加する必要があります。
・画像の容量、読み込み最適化のためのプラグイン
EWWW Image Optimizer(画像容量の最適化)
Lazy Load(画像読み込みを最適化)
・キャッシュの最適化のためのプラグイン
W3 Total Cache
各プラグインの設定方法は「それぞれのプラグイン名+設定方法」等で検索してみてください。
html、CSS、Java Scripsを軽量化する
ソースを可能な限り短く、無駄を省いて軽量化します。
・とくにCSSやJava Scripts
・ソース内に書かれているコメントも削除することで軽量化
・場合によっては使用していないファイル
とくにCSSやJava Scriptsは無駄なものが存在していることがあるので、それを軽量化してみましょう。
ソース内に書かれているコメントも削除することで軽量化が図れます。
場合によっては使用していないファイルを読み込んでいたるする場合もあるので、探してみると良いです。
Webフォントの使用を最小限にするかやめる
・Webフォントを利用しているサイトは、それらをやめると軽量化されます。
もちろん、デザインとの兼ね合いということにもなるため、どうしても使用しなければならないものはそのまま使用するという選択になると思います。
しかし、Webフォントを使用しないだけで明らかに軽量化が図れます。
無駄な動画や画像を削除する
・無駄なイメージ画像や動画は削除しましょう。
ただし、必要な画像や動画等を削除してしまうと、コンテンツが弱くなってしまうので、必要なものまで削除してまうのはやめましょう。
レンタルサーバーを乗り換える
・レンタルサーバーを高速プランに変更する
・サーバー自体を乗り換える
このような方法もあります。
ただし、これは現在利用のレンタルサーバーやサービスが相当粗悪なものでなければ、効果はないでしょう。
コアウェブバイタルの影響
Google公式に見解が示されており
・コンテンツの充実度
・そのキーワードの検索ニーズ
を満たしているかどうかが検索順位決定要因としては最もあり、それ以上にはコアウェブバイタルの3つの指標が検索結果に影響することはない。
最も気になるのは、コアウェブバイタルがどれくらい検索順位に影響があるのか?という点だと思います。
ページ内容がないのに、ページ速度ばかりが速かっったり、表示が安定していても、コンテンツ内容が充実しているページには勝ち目はありません。
つまり、ご自身のペーぞと同程度のコンテンツの充実度であるページとの上位争いになった時に、コアウェブバイタルのスコアが良い方が上位を優遇されるということです。
ですから
コンテンツの質が同等の競合相手との上位争いでは影響が出てくる可能性が高いということです。
ということは、現在の競合相手のページをPageSpeed Insightsで調べて、最低限そこよりもスコアを改善する、という判断が良いでしょう。
コアウェブバイタルに関する情報収集方法
Twitterは、色々な情報があり、信憑性の低いものもありますので、競合他社や他のサイト所有者の動向をチェックするように使いましょう。
SearchConsoleヘルプコミュニティは、ご自分で質問することもできますし、過去に質問した人がいればすぐに解決することができます。
現在、サイト所有者がどんな施策を行なっているのかという動向を知ることも可能です。しかし、特にこの2つは、実際にコアウェブバイタル導入後に悪影響を受けて、順位が下がっていまうという場合には役立つと思われます。
また、Googleの公式見解(一次情報)に当たることもおすすめします。
いかにその一次情報の日本語版リンクを貼っておきますので参考にしてください。
コアウェブバイタルとページエクスペリエンスシグナルについてよくある質問の第二段
コアウェブバイタル導入でも最も重要なこと
・(コアウェブバイタル導入で最も重要なこと)
とにかくコンテンツを鍛えるべきだ、という従来のSEOの基本を忘れてはならないこと
コアウェブバイタルは、サイトの健全性の指標な訳ですが、そもそもSEOにおいては何よりも重要であるのは「良質なコンテンツ」です。
この指標導入によって不要になったり、評価基準として軽視されるようになるわけではありません。
先ほどご紹介したコアウェブバイタルとページエクスペリエンスシグナルについてよくある質問の第二段には
「関連性の高いコンテンツをしのぐことはない」
「関連性の高いコンテンツ」とは、そのキーワードの検索順位としてふさわしい内容のコンテンツという意味です。
つまり「良質なコンテンツ」ですね。
コアウェブバイタルばかりに気を取られてると、どうしてもコンテンツ作成がおろそかになりがちですので、忘れないようにしてください。
また、違う見解をしますと、競合がコアウェブバイタルばかりに意識を奪われがちな時期は、コンテンツ追加し、磨きをかける大きなチャンスだと言えます。
SEOとは相手がいることであり、相対的に順位が決まるものですので、相手がおろそかにしている時にコンテンツを磨いた分だけ上位争いが展開できると言えます。
ですから、ご自分のサイトのコアウェブバイタルのスコアUPにいかに見切りをつけて、コンテンツ作成に戻れるか、というのが最も重要な視点です。
コンテンツが重視されるという基準は、コアウェブバイタルとは無関係に存在している最大の基準だということを忘れないようにしましょう。
造語の使用に注意
・SEOで気をつけなければいけないポイントの1つに、造語の使用があります。
造語というのはオリジナルなワードなので、まず検索に引っかかることはないため、そもそもSEOで注意が必要です。
・造語を使用する場合は、より一般的な名称をつける
コロナショックが起こり、どの業種でもそれなりにキーワド戦略が進むようになったことで、以前よりも失敗が顕著になりました。
コロナショックを受けて、オンラインで相談できるサービスを始めた企業が多くあります。
しかし、そのサービスに「TV面談」とか「LIVE相談」といった名前をつけるケースが、よく見られるようになったのです。
このような造語を使った場合、業種ごとによほど浸透した的確な造語でない限り、まず検索に引っかからないことでアクセスをロスすることになってしまいます。
また、造語にはわかりにくさがつきまとい、なんのことを言っているのかわかってもらえなかったり、わかってもらうまでに時間がかかることになります。
その結果、問合せや申込までのスムーズな流れが阻害されてしまいます。
ですから、より一般的な名称をつけることでそれら2つの問題点(SEO的な不都合とわかりにくさ)を回避する必要があります。
どんな名称が一般的かは、業種ごとに異なる可能性がありますが、コロナの例で言うと、最もポピュラーな検索ボリュームがある言い回しは「オンライン」です。
そのほか、やや検索ボリュームは減りますが、「リモート」と言う言葉もそれなりに検索ボリュームがあります。
この例に限らず
・ご自分の業種でどんな言い回しが最も検索ボリュームがあるか
・新たに生まれたトレンドワード
での上位表示を狙う場合には、必ずGoogle広告内のキーワードプランナーを使うことで、月間検索ボリュームを調べましょう。
そうすることで、説明不要のGoogleからのアクセスが望める、より一般的な言葉を使用し、SEO上のロスを減らしましょう。
すでに造語を使用している場合には改善をおすすめします。
トレンドを狙う場合には特にですが、SEO全般において造語の使用は不利なので、サイト内のコンテンツでは避けるべきポイントになっています。
2023年のSEOのポイント
この項では、2023年リアルタイムで注意すべき点、改善すべきポイントを要点別にまとめていきます。
コンテンツの情報の鮮度を上げる
・サイトのコンテンツの情報の鮮度を上げることで、順位が維持され、また順位の上昇が望めるということです。
逆に言いますと、情報の鮮度が古くなると、最近は順位が下落する傾向にあります。
ですので、可能な限り情報の鮮度を上げるべく、コンテンツを見直し、修正を加える必要があります。
例えば、「2023年のWeb集客」など、とにかく新しい情報を提供するということです。
注意点としては、「更新すればいい」という認識でテキトーにちょろっと手を加えるのではなく、しっかり内容のある更新をすることです。
それから、上記のような最新情報を加えるということは、その情報は時間と共に古くなるということでもあります。
ですから、その情報が古くなっていないか、定期的に確認する必要があります。
そして、古くなった場合には、さらに内容を新しくする必要があります。
そうなった場合には再度更新することになりますので、その点はご注意ください。
ただし、そのようにさらに新しい情報を提供するという姿勢で更新していると、そのページはどんどんSEOが強くなっていきますので、アンテナを張って常に新しい情報を提供するように心がけてください。
コンテンツをコツコツ育てる
・1つのページ内容をブラッシュアップして、そのコンテンツを育てることが評価される傾向にあります。
以前のSEOは、どちらかというとサイト内のページ数など「量」が評価される傾向にありました。
現在でも「量」は重要な上位表示のファクターには違いありませんが、どちらかというとページ数よりもページ内容の「質」が重視される傾向にあります。
コツコツと更新を繰り返しながら、ユーザーにとって最良のコンテンツウィ探るようにコンテンツを育てるようなページは、順位を上げていきます。
それには
1〜2ヶ月、場合によっては半年から1年規模の中長期的な視点が必要となってきますが、粘り強く育てると非常に高い評価が得られることがあります。
リサーチを繰り返しながら、コツコツ育ててみてください。
イメージ画像をオリジナルコンテンツに
・よくどこかで見たことがあるようなフリーの素材画像をデザインやアイキャッチに多用しているサイトを見かけますが、このような画像を使うとSEO的に弱くなる傾向があります。
そのせいで競合に順位を競り負けるようなこともあります。
例えば、ブログ記事のアイキャッチ画像がありきたりなフリー素材だったり、トップページが商品・サービスの紹介ページなどでもイメージ画像を使用しているケースがあります。
そういった画像は、極力オリジナルの写真や画像を使うようにしましょう。
例えばひどいケースですと
・ご自身のプロフィール画像を猫の写真にしている
・自社の外観や内装の写真がイメージ画像のオフィスの写真
だったりすることもあります。
こういった場合には、しっかりご自身の写真や自社の外観・内装写真を用いるなど、可能な限りオリジナル画像を使うようにしてくだい。
ご自身の写真を使えば、それは誰も真似できないオリジナルな写真になりますし。それだけでもオリジナルコンテンツとして認識されます。写真のほか、サービス形態などを図解したりといった自作の画像も作れると独自性がアップします。
ぜひ、誰でも使えるフリー素材は使わず、可能な限り、オリジナル画像を増やして、サイトの独自性をアップさせてみてください。
総じて、妥協なく育てたサイトが強い
・妥協せずにサイトコンテンツとして育てることができるサイトが、Googleに評価されるサイト
・サイトの情報の鮮度を保つこと
・コツコツ更新すること
・オリジナルの写真や図解、
・独自コンテンツ
これを揃えるようなサイトのブラッシュアップは結構手間がかかります。
しかし、そのような障壁を、妥協なくクリアできるサイトが、Googleに評価れます。
一例をあげれば「お客様の声」などが挙げられます。
実際にお客様にお願いして感想などをもらうには、結構な障壁があるでしょう。
しかし、それを妥協なくどこまでやれるか、障壁を超えてユーザーにとって有益なコンテンツ強化できるかが問われるといえるでしょう。
ぜひ、可能な限り妥協せずに、中長期的な視点でサイトを育成してみてください。
ちなみに、サイトを育てるには2つの方向性があります。
①新たなコンテンツを追加
②既存コンテンツをブラッシュアップ
この2つは、どちらも重要ですが、最近の傾向としては後者の「②既存コンテンツをブラッシュアップ」がSEO上、評価される傾向にあります。
優先順位としては「②既存コンテンツブラッシュアップ」が高く、①新規コンテンツ追加は、できればさらに好ましい、とお考えください。
事例を集める
・事例というのは、コンテンツ作成をしている人の経験や実績から培った、具体的な例。
・中有長期的にSEOが強力なサイト構築する1つの要素として、「事例」コンテンツがある。
・誰でも調べれば書ける一般論に、調べても書くことができない具体的な事例を交えることで、ユーザーに対して信ぴょう性の高いコンテンツを作成することができる。
オリジナルコンテンツの重要度が日に日に増しています。
SEO記事というのは書いてみると分かると思いますが、ほとんどの内容が一般論で構成されています。
そのため、誰が書いても同じことになってしまい、同じように書かれた記事がネット上に溢れつつあるのです。
そこで、オリジナリティのある記事がより上位表示されることになってきているのですが、オリジナリティを出すにあたって、重要になるコンテンツが「事例」です。
事例というのは、コンテンツ作成をしている人の経験や実績から培った、具体的な例を言います。
(これは、E-E-A-Tの始めのE(経験)です)
そういったコンテンツは、先ほども書きましたが「お客様の声」のように、作成するのに一手間もふた手間もかかるため、なかなか敬遠されが地です。
しかし、その煩わしさをいとわずに作成することができると、非常にオリジナリティのある良質なコンテンツができあがります。
また、そのようなコンテンツを継続して、中長期的に追加していく意識のあるサイトとそうでないサイトは、今後どんどんSEOの強さの差が開いていき、伸びていくサイトは簡単には真似できないサイトに育っていきます。
そのように中長期的にSEOが強力なサイトを構築する1つの要素として、「事例」コンテンツがあるということを踏まえて、サイトを育成していくことをお勧めします。
おわりに
現在のSEOでは、以上で見てきた通り「良質なコンテンツ」作成の可否がとにかく問われます。
まずがGoogleが「巨大なQ &Aシステム」であり、Qに対して最適なAを返す役割を担うのがSEOであるという基本的な考え方を踏まえて、作業に行き詰まった時は必ずそこに立ち返るようにしてください。
SEOは長期戦になりますので、結構精神的な支えのようなものも必要になってきます。
その際にはこちらのブログ記事を見ていただき、みなさんの支えになれればと思っています。
「Webマーケティングで1年後には月収30万円を稼ぐ」という理想未来にむけて。
このSEO対策は、一番面倒で、諦めたくなる山場だと思っています。
実際に勉強しながら、私もその壁にぶち当たっています。
でも、少しずつでも良いので、今回学習した内容を、このブログ記事を見たいただきながら実際にアウトプットしていく。
ブログのSEO対策に使っていただく、ことが大切だと思います。
大丈夫です。
不安でも、みんな壁に当たる内容です。
ここを強い心を持って一緒に乗り越えましょうね。
みなさんの理想未来をしっかり思い出してください。
本日もご視聴ありがとうございました^^